■信頼得て期待大/ズラタン
エース争いの行方も、今季の見どころだ。昨季は、昨年10月の鹿島戦で興梠が右脚骨折の負傷を負ってから攻撃が停滞した。
替えのきかないワントップとして存在は絶大だった。
だが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程が待ち受ける今季は、特定の選手に頼る戦いでは乗り切れない。
その点で大宮から移籍してきたスロベニア代表FWのズラタンに懸かる期待は大きい。ここまで一貫してワントップで起用されてきた。
ミシャ監督はズラタンを「日本人のように真面目で献身的に戦う姿勢を持った選手」と評したが、その言葉通りだった。
宮崎合宿から戦術の理解度は高かった。縦パスを配給する那須は「ズラタンはターゲットマンとして分かりやすく、体も強くてボールを収めてくれる」と話し、
柏木も「ズラタンは高さだけでなく全てがいい」と絶賛した。ワントップとして周囲の信頼を得ており、練習試合でもしっかり機能している。
ズラタンは「自分のことよりも、チームのために全てを尽くす」と新加入会見から一貫して「チームのため」を強調してきた。
■骨折癒え、調子上向き/興梠
興梠は鹿島戦で負った骨折が癒え、ようやく鹿児島合宿で全体練習に合流した。復帰してから練習試合で3試合連続ゴールを決め、
さすがの得点能力を発揮したが、まだ本調子とはいかない。
本人も17日の蔚山現代との練習試合後、「まだ本調子ではないが、自分は去年も最初のうちは悪くて、後から上がっていく感じだった。
自分のことで精いっぱいなので、まずは自分のコンディションを上げたい」と話した。
ただ、ワントップとして本命中の本命であり、リーグが開幕する3月7日には調子を上げてくるはずだ。
■生粋の点取り屋/李
さらに昨季は興梠が離脱した後、ワントップを任された李がいる。鹿児島キャンプでの練習試合では沈黙が続いたが、
14日に行われた清水とのニューイヤー杯で爆発。圧巻の4得点で強烈にアピールした。ヘッドで2点、左足、右足でも得点するなど、ストライカーらしさを存分に発揮した。
特に2点目は橋本のクロスにダイビングヘッド。「昨年はああいう得点がなかった。自分は点で合わせるタイプ」と良質なクロスを上げる橋本の加入を歓迎し、
自分の持ち味をより発揮できる環境になった。
シャドーも務める李はワントップ争いについて「(興梠)慎三やズラタンのことよりも自分のことを100パーセントやり切ることが大事」と、
ライバルよりも自分の色を出すことに心血をそそぐ。
2月24日(火)16時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00010000-saitama-socc
ズラタン

興梠慎三

李 忠成

エース争いの行方も、今季の見どころだ。昨季は、昨年10月の鹿島戦で興梠が右脚骨折の負傷を負ってから攻撃が停滞した。
替えのきかないワントップとして存在は絶大だった。
だが、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)との過密日程が待ち受ける今季は、特定の選手に頼る戦いでは乗り切れない。
その点で大宮から移籍してきたスロベニア代表FWのズラタンに懸かる期待は大きい。ここまで一貫してワントップで起用されてきた。
ミシャ監督はズラタンを「日本人のように真面目で献身的に戦う姿勢を持った選手」と評したが、その言葉通りだった。
宮崎合宿から戦術の理解度は高かった。縦パスを配給する那須は「ズラタンはターゲットマンとして分かりやすく、体も強くてボールを収めてくれる」と話し、
柏木も「ズラタンは高さだけでなく全てがいい」と絶賛した。ワントップとして周囲の信頼を得ており、練習試合でもしっかり機能している。
ズラタンは「自分のことよりも、チームのために全てを尽くす」と新加入会見から一貫して「チームのため」を強調してきた。
■骨折癒え、調子上向き/興梠
興梠は鹿島戦で負った骨折が癒え、ようやく鹿児島合宿で全体練習に合流した。復帰してから練習試合で3試合連続ゴールを決め、
さすがの得点能力を発揮したが、まだ本調子とはいかない。
本人も17日の蔚山現代との練習試合後、「まだ本調子ではないが、自分は去年も最初のうちは悪くて、後から上がっていく感じだった。
自分のことで精いっぱいなので、まずは自分のコンディションを上げたい」と話した。
ただ、ワントップとして本命中の本命であり、リーグが開幕する3月7日には調子を上げてくるはずだ。
■生粋の点取り屋/李
さらに昨季は興梠が離脱した後、ワントップを任された李がいる。鹿児島キャンプでの練習試合では沈黙が続いたが、
14日に行われた清水とのニューイヤー杯で爆発。圧巻の4得点で強烈にアピールした。ヘッドで2点、左足、右足でも得点するなど、ストライカーらしさを存分に発揮した。
特に2点目は橋本のクロスにダイビングヘッド。「昨年はああいう得点がなかった。自分は点で合わせるタイプ」と良質なクロスを上げる橋本の加入を歓迎し、
自分の持ち味をより発揮できる環境になった。
シャドーも務める李はワントップ争いについて「(興梠)慎三やズラタンのことよりも自分のことを100パーセントやり切ることが大事」と、
ライバルよりも自分の色を出すことに心血をそそぐ。
2月24日(火)16時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150224-00010000-saitama-socc
ズラタン

興梠慎三

李 忠成

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