残り2節となったJ1で、開幕前には優勝候補に挙げられたC大阪がJ2降格の危機に直面している。
現在17位で、29日の鹿島戦で敗れれば降格が決まる。
今季は2010年ワールドカップ得点王のフォルランが加入。柿谷(7月にスイスへ移籍)、山口の日本代表に加え、南野ら有望な若手もいた。
誰も想像できなかった低迷の裏に何があったのか。
クラブ首脳の責任は大きい。8シーズン計3度にわたって監督を務め、C大阪の躍進に貢献したブラジル人のクルピ監督が昨季退任。
そこから一気に欧州路線へ走ったことが迷走の始まりだった。
より攻撃的なスタイルを目指して託したセルビア出身のポポビッチ監督は、6月に成績不振で解任。
攻めの再構築のためにイタリア人のペッツァイオリ監督を招いたが、戦術が徹底されず降格圏へ転落した。
タイトル獲得から目標を残留に切り替え、下部組織から現実路線の大熊監督を据えたのは9月。
降格経験を持つ選手は、「6月の時点で危機感を共有し、今の戦い方をしていれば違ったかも。
うちはもともとカウンターが持ち味」ところころ変わったチーム戦術に疑問を呈した。
選手の精神面の未熟さにも原因はある。関係者によると、ポポビッチ監督の厳しい指導に一部の生え抜き選手が反発し、序盤からまとまりを欠いた。
移籍してきた選手は「全員が同じ方向を向いていれば、この順位にいない」と漏らした。
現場が残留を信じて戦う中、21日には引責にも見える岡野社長の今季限りの退任が発表された。
大熊監督は「残留に向けて頑張ってくれというメッセージ」と話したが、ドタバタ劇は最後まで。チームは一体感を持って29日の大一番に臨めるのか。
2014/11/27-07:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014112700122
11/29(土)14:00 C大阪×鹿島 ヤンマースタジアム長居
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/j1
現在17位で、29日の鹿島戦で敗れれば降格が決まる。
今季は2010年ワールドカップ得点王のフォルランが加入。柿谷(7月にスイスへ移籍)、山口の日本代表に加え、南野ら有望な若手もいた。
誰も想像できなかった低迷の裏に何があったのか。
クラブ首脳の責任は大きい。8シーズン計3度にわたって監督を務め、C大阪の躍進に貢献したブラジル人のクルピ監督が昨季退任。
そこから一気に欧州路線へ走ったことが迷走の始まりだった。
より攻撃的なスタイルを目指して託したセルビア出身のポポビッチ監督は、6月に成績不振で解任。
攻めの再構築のためにイタリア人のペッツァイオリ監督を招いたが、戦術が徹底されず降格圏へ転落した。
タイトル獲得から目標を残留に切り替え、下部組織から現実路線の大熊監督を据えたのは9月。
降格経験を持つ選手は、「6月の時点で危機感を共有し、今の戦い方をしていれば違ったかも。
うちはもともとカウンターが持ち味」ところころ変わったチーム戦術に疑問を呈した。
選手の精神面の未熟さにも原因はある。関係者によると、ポポビッチ監督の厳しい指導に一部の生え抜き選手が反発し、序盤からまとまりを欠いた。
移籍してきた選手は「全員が同じ方向を向いていれば、この順位にいない」と漏らした。
現場が残留を信じて戦う中、21日には引責にも見える岡野社長の今季限りの退任が発表された。
大熊監督は「残留に向けて頑張ってくれというメッセージ」と話したが、ドタバタ劇は最後まで。チームは一体感を持って29日の大一番に臨めるのか。
2014/11/27-07:35
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014112700122
11/29(土)14:00 C大阪×鹿島 ヤンマースタジアム長居
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/j1
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