J1C大阪は5日、大阪・舞洲の舞洲グラウンドで9日の清水戦（IAIスタジアム日本平）に向けて公開練習を実施した。中盤に不在者が見られる中、アーサー・パパス監督（45）はMF久保瑛史（18）の清水戦でのメンバー入りについて「可能性はあります」と語った。

この日の公開練習ではMF香川真司（36）が別メニュー調整。MF吉野、MF平野も不在で、控え組の中盤は久保と練習生で構成され、ゲーム形式の練習やクロス対応の練習などをこなした。指揮官は「自分の目の前にあるスカッド（チームの登録メンバー）を試す機会だと思う」と語り、久保については「すごく成長している選手。これからがすごく楽しみ」と期待を込めた。

日本代表MF久保建英の弟である瑛史は、今年8月にスペイン1部レアル・ソシエダ―ドの下部組織からC大阪に加入。練習試合には出場していたが、ここまでメンバー入りの機会はなかった。加入時には「試合に関わっていけるように、練習でも練習試合でも存在をアピールしていければ」と決意を語っていた。

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