「英メディアの屈辱的な報道」に韓国嘆き。イングランドのEURO準優勝を笑えず。「なんと64年間、トロフィーを手にしていない」

「我々は誰かをからかう立場ではないことが判明した」

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昨冬のアジア杯は４強止まり。タイトルには手が届かなかった。写真：梅月智史（サッカーダイジェスト写真部）

　実に64年もの間、栄冠から遠ざかっている。

　先のEURO2024を制したのはスペイン。２大会連続でファイナルに進出したイングランドに２－１で勝利し、史上最多４度目の優勝を果たした。

　イングランドは1966年の自国開催のワールドカップで優勝して以来、ビッグトーナメントで頂点に立てずにいる。58年ぶりのタイトルは手にできなかったが、これを笑えない国がある。韓国だ。

　韓国メディア『スポータルコリア』は「英メディアの屈辱的な報道。“韓が最長で無関係チーム”イングランド＋ケインを心配している場合ではない」と見出しを打ち、自国の“無冠”を嘆く。


「今回もイングランドの黄金世代はトロフィーを掲げることに失敗した。そのため、世界最高のストライカーでありながら、メジャー大会で優勝経験のないケインは、国内ファンから嘲笑の対象になった。

　しかし、我々は誰かをからかう立場ではないことが判明した。15日、英国メディア『スカイスポーツ』は、韓国がイングランドより長い期間、無冠の記録を維持しているというニュースを伝えた。同メディアは、メジャー大会優勝後、最も長い期間、トロフィーから遠ざかる上位10か国を公開した。

　ここで韓国はエチオピア、イスラエル、イングランドを抑えて１位に。韓国は1960年にアジアカップで優勝して以来、なんと64年間、トロフィーを手にしていない」

　昨冬のアジアカップでも、韓国はソン・フンミンやイ・ガンインら欧州で活躍する実力者を揃えながらも４強止まり。悲願のタイトル奪取は叶わなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部 2024年07月16日
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