＜スペインリーグ：バルセロナ1－1エイバル＞◇29日◇バルセロナ

バルセロナのロナルド・クーマン監督（57）がエイバル戦のドローの後、「もし我々が現実的であるのなら、リーグ優勝するのは極めて難しい」と話した。

バルセロナは現在15試合を終えて、7勝4分け4敗の勝ち点25で暫定6位。消化試合が2試合も少ない首位アトレチコ・マドリードに勝ち点7の差をつけられている。

クーマン監督は「不可能なことはないが、アトレチコとの大きな差は認めないといけない。彼らはとても良い状態で、多くの試合に勝っているし、失点が少ない」と語った。

この日の試合でも、DFアラウホがボールを失って失点するなど、バルセロナらしくないプレーが続いている。同監督はもっと得点のチャンスがあったと強調した上で「ドローはフェアな結果ではないと思うが、こういうことが我々にはよく起こってきた。悪いプレーをして、またもやミスが失点につながった。誰を責めるわけではないが、試合には勝負を分けるポイントというものがある」と悔しがった。

この日は右足首を痛めているメッシがスタンド観戦。クーマン監督は「何年も違いを生み出してきた選手を欠いてはいたが、私はなぜ勝てなかったのか、疑問をぬぐえないでいる。チャンスをつくり、PKを外し、相手の唯一の好機にゴールを献上してしまった」と首をかしげた。

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