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ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)がイタリア・セリエA開幕から好調だ。
今季は同級生のチームメート、イタリア代表DFイニャツィオ・アバテ(27)、コロンビア代表DFクリスティアン・サパタ(27)、
同DFパブロ・アルメロ(27)と意気投合して“86年会”を結成。チーム内に仲間ができたことが、ピッチ内外で大きなプラスになっているという。

開幕から2試合連続ゴールと好スタートを切った本田は20日(日本時間21日)、昨季王者のユベントス戦にスタメン出場した。
チームは0―1で敗れたが、本田は前半27分にヘディングでゴールを脅かし、守備にも奔走。3戦連発こそ逃したものの、引き続きコンディションの良さをアピールした。

昨季とは見違える動きを見せているが、その要因の一つが同級生の存在にあるという。
親しい関係者は「同じ1986年生まれの選手と仲良くやっているみたいだよ。プレーの面で参考になることも多くてすごく話しやすいと。
コロンビアの選手とはW杯の話とかもして『意気投合した』と言っていた」と明かす。

不振にあえいだ昨季はシーズン途中の1月から加入したこともあって、チームメートとのコミュニケーション面でうまくいかない部分もあった。
そのためイタリア語を必死に学び、日常会話は不自由ない程度にまで上達。英語も使いながら同僚と積極的に会話するようになった。

なかでも気が合うのが同じ年のアバテ、サパタ、アルメロの3人。
アバテはミランに通算10年在籍の古株でチームのことを知り尽くしており、常に本田を気にかけてアドバイスを送っているという。
コロンビア代表のサパタとアルメロとはブラジルW杯で戦っており、お互いに試合を振り返ることもあるようだ。

また本田が積極的に声をかけプライベートで食事に出かける機会も多く、今ではすっかり打ち解けた。
気の置けない仲間ができ、ピッチ上での意思疎通、コンビネーションも向上。

“チーム本田”が結成されたことで精神面も安定しており、それが今季の好パフォーマンスにつながっている。

ユベントス戦後、本田は自己採点を問われ「試合も負けましたし、納得できる点数じゃない。
半分以下だと思います」と話したが、信頼できるチームメートがいれば、再びゴールラッシュは間違いないはずだ。

9月23日(火)11時11分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140923-00000013-tospoweb-socc

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