1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2016/01/12(火) 20:43:45.20 ID:CAP_USER*.net
2016年の日本サッカー界は、1月13日から中東カタールの首都・ドーハで行われるリオ五輪アジア最終予選で
幕を開ける。五輪は23歳以下の選手でチームが編成されるため、日本代表ではなくU-23(23歳以下)日本代表が出場する。
最終予選には16か国が集い、上位3か国のみが出場権を得る。五輪は16か国参加のため、W杯に比べると
狭き門となっている。そのぶん競争は熾烈だ。

■五輪出場のキーマンとなる「遠藤航」
手倉森誠(48歳)が率いるU-23日本代表で、キャプテンを務めるのが遠藤航(えんどう わたる、22歳)だ。
湘南ベルマーレの下部組織で育ち、高校卒業を待たずにJリーグへのデビューを飾った。センターバックを
定位置としながらも、サイドバックとボランチでも高次元のプレーを見せ、15年8月に
ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(63歳)のもとで日本代表に初選出された。ロシアW杯アジア2次予選にも
出場するなど大きな可能性を示し、新シーズンからJ1リーグの強豪・浦和レッズへ移籍することが決定している。
U-23日本代表ではキャプテンの腕章を巻くのはもちろん、攻守の要となるボランチとしてプレーする。
2016年の飛躍が期待されるひとりで、五輪出場のキーマンである。
リオ五輪出場を目指すチームには、海外でプレーする選手も招集されている。久保裕也(くぼ ゆうや)と
南野拓実(みなみの たくみ)だ。

■スイスで活躍するマルチなストライカー「久保裕也」
22歳の久保は京都サンガの下部組織で実力を蓄え、2012年2月には当時のアルベルト・ザッケローニ監督に
よって日本代表に選出された。将来性を見越したセレクトだったが、彼の才能はすぐにヨーロッパのクラブが
認めるところとなる。13年6月、スイスのヤングボーイズへ移籍することになったのだ。
スイスで3シーズン目を迎える今季は、12月までに消化されたリーグ戦18試合のうち15試合に先発し、4ゴールを
マークしている。豊富な得点パターンを持つマルチなスナイパーだ。ストライカーだけでなくチャンスメーカーの
仕事もこなせるが、手倉森監督の構想では得点源として機能することを期待されている。

■強豪国の選手としのぎを削る「南野拓実」
最終予選の期間中に21歳となる南野は、15年1月にオーストリアのレッドブル・ザルツブルクへ移籍した。
リーグ後半戦からの加入だった14-15シーズンは13試合出場で3ゴールに終わったが、今シーズンは
前半戦だけで7ゴールをマークした。ブラジルやスペイン、アフリカ各国の選手としのぎを削りながら、
得点ランキングで4位に食い込んでいる。ハリルホジッチ監督の日本代表にも、遠藤航とともに選出されている。
「結果がすべて」と語る20歳の瞳は、ピッチで鋭い輝きを放つ。
久保と同じように南野も、攻撃の様々な役割をこなすことができる。U-23日本代表では中盤での起用が
濃厚だが、求められるのはゴールでありアシストだ。南野自身も得点につながるプレーをすることで、
最終予選突破に貢献することを誓う。

■広島のスピードスター「浅野拓磨」
Jリーガーにも有望なタレントがいる。サンフレッチェ広島の浅野拓磨(あさの たくま)だ。
遠藤、久保、南野がJリーグのクラブの下部組織育ちなのに対して、21歳の浅野は高校サッカーの
名門・四日市中央工業の出身だ。冬の全国高校選手権では得点王に輝き、複数のクラブから勧誘を
受けたなかでサンフレッチェを選んだ。
昨年は飛躍のシーズンとなった。プロ3年目にしてJ1リーグで初ゴールをマークし、通算でも8得点を
記録したのだ。そのすべてが、途中出場からである。50メートル5秒台の快足を生かし、“スーパーサブ”として
圧倒的な存在感を放った。ハリルホジッチ監督の招集を受けて日本代表でもプレーし、Jリーグの
ベストヤングプレーヤー賞にも輝いている。
U-23日本代表では久保、鈴木武蔵(すずき むさし、21歳・アルビレックス新潟)、オナイウ阿道
(おないう あど、20歳・ジェフ千葉)らとポジションを争う。スタメンでも途中出場でも結果を残すスピードスターには、
手倉森監督も信頼を寄せている。

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