マンチェスター・ユナイテッドのMFブリントが、16日に行われたオランダ代表の試合で膝を負傷。
14日にスペイン代表の練習でケガをしたGKデ・ヘアに続く不動のレギュラーの戦線離脱に、ファン・ハール監督は頭を悩ませることになった。

オランダが6-0で大勝したEURO2016予選ラトビア戦に先発したブリントは、開始19分、相手選手と激突して倒れ込み、
苦悶の表情を浮かべてピッチを退いた。

代表監督のヒディンクは「私は医者ではないが、かなりネガティブな印象だ。おそらく前・後十字靭帯をひねっている。断裂も考えられるだろう」
と重傷の可能性を示唆。本日17日にMRI検査を受ける予定だが、オランダメディアは4～6週間の欠場になると伝えている。

その2日前、スペイン代表の練習中に指を脱臼したデ・ヘアは全治4週間と報じられている。
インターナショナルマッチウィークを前にしたユナイテッドでは、CBのフィル・ジョーンズ、エバンズ、ロホ、右SBのラファエウが故障中で、
さらに12日にはセントラルMF兼CBのキャリックが、デ・ヘアと同じく練習中の負傷でイングランド代表から離脱していた。

こうした緊急事態で迎える次戦は、22日のプレミアリーグ第12節アーセナル戦（アウェイ）。
上記のケガ人が戻って来られない場合は、第2GKリンデゴーがゴールを守り、CBは20歳ブラケットと19歳マクネアの今季デビューコンビが務め、
中盤には負傷明けのエレーラやフレッチャーが久々に先発復帰するという急造布陣が予想される状況だ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141117-00010001-fballista-socc