1: YG防衛軍 ★@\(^o^)/ 2015/12/22(火) 17:14:40.84 ID:CAP_USER*.net
915562_heroa

 
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督がスペイン『エル・パイス』とのインタビューに応じ、
自身の哲学について語っている。

2011年12月下旬に低迷していた古巣アトレティコに指揮官として復帰したシメオネ監督。
それ以降5タイトルを獲得しているアルゼンチン人指揮官だが、就任当時からアトレティコが
どのようなチームであるべきか、明確なビジョンを有していたという。

「4年前の12月25日に飛行機に乗ってから、常に挑戦に立ち向かってきた。
アトレティコを世界最高の一チームに戻すという挑戦にね。どうやって? このクラブの本質、
伝統のフットボールによって、厄介なチームで在り続けることによってだ。クラブには歴史というものがあり、
それを変えることはとても難しい」

「アトレティコは伝統的に堅守速攻のチーム」と語るシメオネ監督だが、プレースタイルはクラブの
伝統でなければならない、という持論があるようだ。

「『バルセロナのようにプレーしたい』と口にすることはできる。だが我々はバルセロナではなく、
そうなることは絶対にあり得ない。一つのプレースタイルを取り込むことを望んでも、それを長続きさせることは、
とても困難だ。長続きするものはクラブの歴史、本質といった、そのクラブを偉大なものにたらしめした力でしかない」

また、アトレティコが一つの家族であるとの考えを口にしている。

「人生で最も難しいのは、新たなものを考案することや、一つのことをし続けること。
一方サッカーで最も難しいのは、自分の望む場所にいることだ。我々はここにいたいと望む多くの
人間を集めている。ゴディン、フアンフランは残留を望み、ガビはいまだ前進を続け、フィリペ、
オリベル、トーレスはこのクラブに復帰することを願い、グリーズマンもすでに家族の一員だ…」

「我々はチーム以上に一つの家族、本当の家族なんだよ。もちろん、内側には問題だってあり、
出場機会を得られずに憤る選手たちもいる。そして私は彼らの父であり、ミゲル・アンヘル・ヒル(CEO)や
エンリケ・セレソ(会長)が祖父となるのだろう」

FWジャクソン・マルティネス、FWルシアーノ・ビエット、MFヤニック・カラスコの獲得など、
1億ユーロ以上の移籍金を投じた今季の陣容については、次のように語った。

「今季のチームには、もう少しスピードや激しさが必要だった。そのためにビエット、ジャクソンらに目を付け、
またオリベルにはポルトでの経験からアルダ・トゥランに後を自然に継げるという期待があった。
またカラスコの到着は守備から攻撃のトランジションにおいて圧倒的なスピードの選手が見られることを
予感させてくれた。戦術的に修正すべき部分はあったがね」

「今季の我々はカラスコがいたために、4-3-3のシステムを多用している。彼が規律を壊すことなく
スピードあるパフォーマンスを見せるアイデアを与えてくれたんだよ。ただ彼にはゴールを決めることも
要求している。素晴らしいシュートと1対1の技術があるからね」

シメオネ監督はプレシーズンにMFコケをボランチ、またはアンカーで起用する考えを述べていたが、
同選手はいまだサイドで使われ続けている。

「コケはまだ苦労を強いられている。そのポジションでプレーすることを望んでいるのは、第一に私なんだよ。
中央の選手は偉大だ。ガビが30歳、チアゴが34歳、ピルロが35歳という年齢であること、
シャビ・アロンソがいまだ最高の選手であること、ブスケッツが頭に計算機を入れていることは、
決して偶然ではない。中央でプレーすることは、決して簡単じゃないんだ」

足下の技術に優れた選手に対しても懸命に走ることを強いるアトレティコのサッカーだが、
シメオネ監督はそれが理にかなっているとの見解を示した。

「才能ある選手たちをチームに結び付ける最適な方法は、前線からプレッシングを仕掛けさせることにある。
彼らは後方に下がることを嫌うわけだからね」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151222-00000034-goal-socc

続きを読む