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    タグ:名良橋

    1: YG防衛軍 ★ 2016/11/04(金) 17:07:17.57 ID:CAP_USER9
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    一本筋を通さないと、観戦者に不信感をもたらす

    10月にロシアW杯アジア最終予選が開催され、日本代表は6日にイラク、11日にオーストラリアと対戦し、1勝1分けで勝点4を獲得しました。まずイラク戦についてですが、ロスタイムに山口蛍の決勝ゴールが生まれて2-1で競り勝ちました。良い表現をすれば劇的な勝利でしたが、内容で判断するとどちらが勝っていてもおかしくない一戦でした。

    最終予選は結果がすべてなので勝点3を取れたのは良かったですが、試合中にはいろいろなことがありました。日本代表が先制点を奪った場面では、本田圭佑から清武弘嗣へパスが出されたときはオフサイドのようにも思えました。さらに、決勝点を奪ったときはイラクの選手がひとりピッチの外に出ていて数的有利な状況でした。

    イラクの選手がレフェリーに「外に出ている選手を戻してくれ」と訴えていましたが、認められませんでした。山口がフリーでシュートを放ったことを考えると、もしあの選手がピッチに戻っていて11対11だったら……と考えてしまいます。勝利こそしたものの、前回のUAE戦と同じく判定に疑問を持つ試合となりました。

    しかし、内容をみればイラクが前に出てきたことでなかなか攻めのカタチが作れず、ロングボール一辺倒の淡白な攻撃になっていました。ボランチでプレイした柏木陽介の頭上をボールが越えることが多く、彼の能力をうまく引き出すことができませんでした。イラク戦に限らずホームゲームのときにいつも感じるのですが、日本代表は攻め急ぎ過ぎていて攻撃のカタチに変化がなく、相手に守備のリズムを与えてしまっています。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が指向する縦に急ぐスタイルを忠実に実行しようとするあまり、日本の良さが消えてしまっています。

    いろいろな考え方があると思います。ブラジルW杯でグループリーグ敗退に終わったことで、パスをつないでボールポゼッションをするスタイルから、世界のトレンドである縦に速いサッカーを追求するべくハビエル・アギーレ前監督を招聘しました。予期せぬアクシデントで続投が難しくなり、新たに招いたのがハリルホジッチ監督でした。

    こうした過程を経るなか、日本代表の持ち味だったショートパスを正確につないでボールポゼッションするスタイルが徐々に見られなくなり、いまは消えかかっています。日本代表が目指す方向性を決めるのは日本サッカー協会(JFA)で、代表監督と契約するときにそういう話しもしているはずです。むしろ、一番重要なポイントです。

    W杯と同じ4年周期で監督が変わり、それとともに強化の方向性も変わってしまうのはどうなのでしょうか? このまま現在のスタイルで強化を続けていき、監督が変わったらまた方向性が変わるということでは日本サッカーの芯となる部分、ベースがなかなか根付きません。正直、私のなかには日本サッカーはいったいどこを目指しているのかという疑問が芽生えてきています。一本筋を通さなければ、見ている方に不信感をもたらしてしまうと思います。

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