アルゼンチンが28年ぶりの優勝を目指し、ドイツと対戦する。
キャプテンマークを巻いてチームをけん引するメッシの姿は、
1986年メキシコ大会でチームを優勝に導いたマラドーナの活躍を思い起こさせる。
くしくも決勝の相手は同じドイツ(当時西ドイツ)。
語り継がれてきた「マラドーナ伝説」に加え、
新たな英雄が「メッシ伝説」を作れるか注目される。
時代は流れ、サッカーのプレースタイルに変化はあっても、
当時のマラドーナとメッシに共通部分は多い。ともに背番号10。
重心が低く、鋭いドリブル突破と左足のシュートを武器とする。
さらには優れたパスセンスにゴールをこじ開けるシュート力。
代表通算出場試合数はメッシが準決勝で「92」となり、
マラドーナの「91」を一つだけ上回った。
マラドーナか、メッシか。
各時代の世界最高のプレーヤーと認められる2人だからこそ比較される。
大きな差として語られるのがW杯のタイトルだ。
メッシの輝けるキャリアの中で、唯一手にしていないものと言っていい。
メキシコ大会でマラドーナは5ゴール5アシストと優勝の原動力になっただけでなく、
「神の手」と「5人抜き」ゴールで強烈な印象を残した。
メッシも今大会1次リーグでは3戦4発と神がかり的なシュートを決めてきたが、
決勝トーナメントでは無得点。決勝はドイツ有利という声が多い中、
再び自らの決定的なプレーで栄光をつかみ取れるか。
両者の比較について、記者時代にマラドーナの評伝も執筆した
アルゼンチンサッカー協会のエルネスト・ビアロ広報部長(73)は
「2人は置かれている立場や責任が違うが、優勝すれば肩を並べることになる」とみる。
一方、同国のスポーツ専門誌「エル・グラフィコ」のディエゴ・ボリンスキ記者(42)は
「技術はメッシが上。W杯で優勝すればマラドーナを超えたとみるしかない」と考える。
メッシの実家の隣に住むルイス・モンテネグロさん(51)は冷静だ。
「サッカーは一人でやるものじゃない。比べることに意味はない」。
エースが活躍して、優勝することだけが願いだ。
7月12日(土)21時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000066-mai-socc
キャプテンマークを巻いてチームをけん引するメッシの姿は、
1986年メキシコ大会でチームを優勝に導いたマラドーナの活躍を思い起こさせる。
くしくも決勝の相手は同じドイツ(当時西ドイツ)。
語り継がれてきた「マラドーナ伝説」に加え、
新たな英雄が「メッシ伝説」を作れるか注目される。
時代は流れ、サッカーのプレースタイルに変化はあっても、
当時のマラドーナとメッシに共通部分は多い。ともに背番号10。
重心が低く、鋭いドリブル突破と左足のシュートを武器とする。
さらには優れたパスセンスにゴールをこじ開けるシュート力。
代表通算出場試合数はメッシが準決勝で「92」となり、
マラドーナの「91」を一つだけ上回った。
マラドーナか、メッシか。
各時代の世界最高のプレーヤーと認められる2人だからこそ比較される。
大きな差として語られるのがW杯のタイトルだ。
メッシの輝けるキャリアの中で、唯一手にしていないものと言っていい。
メキシコ大会でマラドーナは5ゴール5アシストと優勝の原動力になっただけでなく、
「神の手」と「5人抜き」ゴールで強烈な印象を残した。
メッシも今大会1次リーグでは3戦4発と神がかり的なシュートを決めてきたが、
決勝トーナメントでは無得点。決勝はドイツ有利という声が多い中、
再び自らの決定的なプレーで栄光をつかみ取れるか。
両者の比較について、記者時代にマラドーナの評伝も執筆した
アルゼンチンサッカー協会のエルネスト・ビアロ広報部長(73)は
「2人は置かれている立場や責任が違うが、優勝すれば肩を並べることになる」とみる。
一方、同国のスポーツ専門誌「エル・グラフィコ」のディエゴ・ボリンスキ記者(42)は
「技術はメッシが上。W杯で優勝すればマラドーナを超えたとみるしかない」と考える。
メッシの実家の隣に住むルイス・モンテネグロさん(51)は冷静だ。
「サッカーは一人でやるものじゃない。比べることに意味はない」。
エースが活躍して、優勝することだけが願いだ。
7月12日(土)21時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000066-mai-socc
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