1: Egg ★@\(^o^)/ 2015/08/10(月) 18:58:25.60 ID:???*.net

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いきなり波乱が起こったプレミアリーグ開幕戦。優勝候補アーセナルを敵地で2-0と敗ったのは、伏兵ウェストハムだった。

ヨーロッパリーグ予選に参加した関係で始動が早く、すでにコンディションができあがっていたとはいえ、スラベン・ビリッチ新監督が率いたウェストハムの戦いぶりは見事のひと言だった。

 そして、そんなチームでひときわ高く評価されたのが、中盤のアンカーマンとしてプレミア初出場を飾ったリース・オックスフォード。

この日、16歳237日というクラブ史上最年少デビュー記録を打ち立てた同選手は、なんと1998年12月16日生まれ。

ビリッチ監督がハマーズのDFとしてカルト的な人気を博した時期(1996~97年)や、クロアチア代表の一員として活躍した1998年フランス・ワールドカップの頃には、まだ生まれてもいなかったのだから驚きだ。

 U-17イングランド代表のオックスフォードはウェストハムのアカデミー出身で、「リオ・ファーディナンドの再来」と呼び声が高いセンターバック。

マンチェスター・Uやチェルシー、それこそデビュー戦の相手だったアーセナルも引き抜きを狙い、成長を見守っているとされる逸材だ。

 ビリッチ監督はプレミアリーグ開幕前のEL予選ですでにオックスフォードを試していたが、それで手応えを感じたのだろう。

この日もアーセナルの強力な攻撃陣を抑えるべく、「4バックの前に“第3のCB”を置きたかった」という理由で同選手を開幕スタメンに大抜擢した。

 この起用が大当たりだった。オックスフォードは若さをまったく感じさせない落ち着きぶりで、マッチアップしたドイツ代表MFメスト・エジルにまったく仕事をさせなかった。   

イギリス紙の『デイリーメール』や『デイリーミラー』などは、攻撃の中心として輝いたディミトリ・ペイェと並んでオックスフォードに軒並み高採点を付けている。

さらに、イギリスメディア『BBC』はオックスフォードのパス成功率がピッチ上で最高の95パーセントで、ボールロストもわずか1回だけだったというデータを示し、マン・オブ・ザ・マッチに選出。

同選手は守備面だけに留まらず、指揮官が期待した以上の大仕事をやってのけたのだ。

 試合後、ワールドカップ王者の司令塔をシャットアウトした16歳の少年について、ビリッチ監督は上機嫌でこう語った。

「もしメッシが私の前にいたら、私はリースよりも慌ててしまうだろうね」

 たとえリオネル・メッシが相手でも、落ち着いてプレーできる-。この上ない賛辞だろう。

 ウェストハムは現在、昨シーズンにローンで獲得して大活躍したMFアレックス・ソングを再度バルセロナから獲得しようと動いている。だが、もしソング獲得に失敗したとしてもオックスフォードが穴を埋め、このまま中盤の底に居座るかもしれない。

 次節、ウェストハムがホーム開幕戦で迎える相手はレスターである。長身で、屈強で、冷静沈着な“驚異の16歳”は、岡崎慎司にとってもなかなか厄介な相手になりそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150810-00339129-soccerk-socc

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