Ｊ１神戸の元スペイン代表ＦＷボージャン・クルキッチ（３１）が６日、神戸市内で会員制オンラインクラブ「オールスターズクラブ」のイベントに初参加。質問コーナーやサインに応じるなど、抽選で選ばれた会員３０人と交流した。

　ボージャンは１０月２４日の名古屋戦（豊田ス）で右太もも裏肉離れを起こして現在リハビリ中。チームが徳島戦（ノエスタ）に１－０で勝利を飾った試合を見届けた後、移動して交流会に参加した。

　「わびさび」について現在猛勉強中というボージャンは「一期一会」の漢字タトゥーを来日後に入れたほど、日本文化に興味を持っているという。「日本でやってみたいことはたくさんあるけれど、一番は富士山に登ること。あとは日本の四季をすべて体験してみたい。日本文化を深く理解したい」と“日本愛”を語った。

　負傷具合を心配する参加者からは「日本には湯治という治療法もある。有馬温泉に行ってみるのはどうか」などとの提案も受けた。これには「ＯＫ！アリガトウ」と笑顔で返した。

　今季残り３試合での復帰は難しい状態のため、１１月中にもスペインに一時帰国して治療に入る。「けがをしたことは受け入れ、早くプレーできるようにしたい。ＡＣＬ出場を決めて、来季はチームの順位をもっと上げたい」と意気込みを語った。

　「オールスターズクラブ」は今年７月にサービスを開始。イニエスタの呼びかけで集まったルイス・スアレス（Ａマドリード）、ブラヒム・ディアス（ＡＣミラン）、ロベルト・カルロス氏、ジャンルイジ・ブフォン（パルマ）、イケル・カシリャス氏、古橋亨梧（セルティック）、堂安律（ＰＳＶアイントホーフェン）が立ち上げメンバーに名を連ね、ボージャンもこのほど加入した。今回のようにスター選手との交流会などが目玉企画となっている。

ディリースポーツ　11/6(土) 22:40
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9cedf5bfde27a2857c14035eda6692a3d48d05b

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