1: YG防衛軍  2017/01/31(火) 11:52:38.84 ID:CAP_USER9

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土曜の午後、キックオフの随分前からユルゲン・クロップ監督はリヴァプールを覆うムードが変わりつつあることに気付いていた。

「太陽は1カ月前と同じように私たちを暖かく照らしてはいないね」と彼は語った。そして「そのことで取り乱したり、チームに悪影響をおよぼしたりしてはいけない」と気を引き締めていた。

だが試合が始まる土曜のランチタイムまでの間に、空はどんどん曇っていく。FA杯の4回戦、リヴァプールはウルヴス(ウルヴァーハンプトンの愛称)戦でキックオフ直後に先制を決められると、前半のうちに2失点を喫した。その後の反撃も虚しく、レッズは一昔前まで難攻不落の要塞だったアンフィールドでいともたやすく敗れてしまったのだ。

そして不幸なことに、こうした展開はここ数試合だけの異常事態ではない。これまでにもあった光景なのだ。



■急転直下の大失速

リヴァプールは大みそかの日にマンチェスター・シティをアンフィールドで撃破し、首位のチェルシーに肉薄して2017年を迎えた。いよいよ加速していくタイトル争いに弾みをつけて臨むはずだった。

しかし、年が明けてみると事態は一変する。1月8日のFA杯3回戦、リーグ2(4部相当)所属のプリマス・アーガイルを相手にまさかのスコアレスドローの失態を演じると、21日に行われたプレミアリーグ第22節のスウォンジー・シティ戦からEFLカップ準決勝2ndレグのサウサンプトン戦、そしてウルヴス戦と、わずか1週間の間に3連敗を喫して2つの大会から去ることになってしまった。

リヴァプールにとって3連敗は、実に2012年10月以来の出来事である。この時の対戦相手はアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド、そしてイタリアの雄ウディネーゼだったため、理解できないほど不可解な敗戦というわけではなかった。落下する地点が分かるジェットコースターに乗ったように、誰もがある程度の心の準備をできる相手だった。

しかし、今回に関してはまさに急転直下だ。突然、心の準備もないままに崖から突き落とされたとしたら、きっとこんな気分になるのだろう。

年明け以降、レッズが手にした勝利はFA杯3回戦のリプレイのみ。8試合のうち、実に4試合で負けているのだ。しかも8試合でわずか7得点しかできておらず、失点数はそれを3点上回っている。

少し前まで、リーグのライバルたちもうらやむパフォーマンスを示していたアタッカー陣は、いまや攻撃のアイデアをすっかり失ってしまっている。チーム最多得点のサディオ・マネがアフリカネイションズカップへ参加するためリヴァプールから離れているとはいえ、これほど大きな影響が出るとは誰が予想しただろうか。



■先発9人を入れ替えたとはいえ……

本当は思い出したくもないが、ウルヴス戦を振り返ることにしよう。

クロップは火曜日に行われる首位のチェルシー戦に備え、ウルヴス戦では9人を入れ替えていた。この決断は理解できるものだったため強く批判をすることはできないが、結果として敗退の原因になってしまったことは確かだろう。

先制点を献上したのは1分。選手に向けてチャントを歌っていたリヴァプールサポーターたちは、早々にため息を吐き、怒りの感情を持つことを強いられた。

このゴールはオフサイドだと議論を呼んだ。だが守護神ロリス・カリウスのはっきりしないポジション取りなど、弁解できないひどいプレーがあったのも事実だ。

その後もレッズはあまりに受け身に回りすぎて簡単なボールロストを繰り返し、挽回のチャンスを失っていった。

マージーサイドの選手たちは全く恐れるに足らないプレーしかできていなかった。デュエルにことごとく敗れ、ウルヴスの選手たちに気持ちよくプレーされていた。もしかするとアンフィールドで格下を迎え撃つというシチュエーションが「おごり」や「侮り」を生んでしまったのかもしれない。

だとしても気持ちの入っていないプレーの連続だった。まだ前半の話をしているのでこんなことは書きたくないのだけれど、クロップのチームが最初にシュートを打ったのは開始から60分が経ったときのことだった。

話を前半に戻すと、終始流れが変わることはなく、リヴァプールはウルヴスに追加点を許した。前半だけで2失点。アンフィールドに駆けつけたサポーターにとって、長い45分だったことだろう。1月の長い長いトンネルに比べれば、さほど長い時間とは言えないのだけれど。

2: YG防衛軍 ★@^^ 2017/01/31(火) 11:52:54.72 ID:CAP_USER9
■「完璧なタイミング」で悪夢から目覚められるか?

レッズはハーフタイムが明けてからようやく激しさを取り戻したが、手遅れだったと言わざるを得ない。ディヴォック・オリジが86分に一矢報いたが、反撃するにはあまりにも遅かった。

クロップは2007年4月にマインツで監督としての生活を始めて以来、初めてホーム3連敗を喫した。指揮官は現状について、こう口にしている。

「今が『就任して以来、最悪の状況か?』と問われたとしても、私には分からないよ」

「ただ、もしそうだとしたら、巻き返しには完璧なタイミングだろう。今はそう考えるほかないよ。これ以上悪くなることはないだろうからね」

「明日から間違いなく巻き返しに向けて取り組んでいく」

可能な限り前向きな話をしたクロップではあったが「(そうはいっても)今はとても嫌な気持ちでいるよ」と心境を吐露している。

12月頭から15試合目となる火曜日のチェルシー戦は、現在の悪い状況を改善させる完璧な舞台であるが、同時にこの試合の内容次第ではさらなる負のスパイラルに陥りかねない。

“悪夢の1月”に行われる最後の試合は、レッズがこの先も悪い悪い夢を見続けるのか、それともベッドから起きて歯を磨き、再び明るい未来へ向かって歩み出していくのかが試される、正念場のゲームとなる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170131-00000006-goal-socc

3: 名無しさん@恐縮です@^^ 2017/01/31(火) 11:54:31.50 ID:hD74RQUy0
ELCL無くてこの体たらくなのがリバポらしい

4: 名無しさん@恐縮です@^^ 2017/01/31(火) 12:12:18.96 ID:flVYrAJh0
クロップのチームはときどきこういう失速をやらかす

5: 名無しさん@恐縮です@^^ 2017/01/31(火) 12:14:54.21 ID:HwRdZTlb0
下位にポイントあげるいつものリバプールです

6: 名無しさん@恐縮です@^^ 2017/01/31(火) 12:38:34.84 ID:YA8xItFx0
リーグに集中するために試合数を減らしたんだなきっと


http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1485831158/0-