バルセロナの下部組織に所属するMFペク・スンホが２３日、トップチームの練習に参加した。『スポルト』などスペインメディアが伝えている。

ペク・スンホは、２４日に行われるリーガエスパニョーラ第９節エイバル戦に向けた前日トレーニングに参加した。１２歳のころからバルサに所属するペク・スンホにとって、これが初めてのトップチームでのトレーニングとなった。

バルセロナはケガ人が相次ぎ、中盤の選手の数が不足している。エイバル戦に向けたトレーニングを行うにあたり、ルイス・エンリケ監督が必要としたのがこの韓国人MFだった。

ただし、エイバル戦にペク・スンホが招集されることはない。現在１７歳の同選手は、FIFAの裁定により２０１６年１月４日までバルセロナの公式戦に出場することができないからだ。

ペク・スンホは２００９年にバルセロナに入団後、広いプレー視野を武器に各カテゴリーで主力として順調にステップアップしてきた。現在はBチームやフベニール（ユース）でトレーニングを積み、公式戦に出場できる日を待ち望んでいる。

ネイマールやルイス・スアレスといった世界トッププレーヤーと汗を流したペク・スンホ。リーガエスパニョーラでプレーするのがいつになるかは分からないが、いつの日か韓国代表の一員として日本の脅威になることだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151024-00000030-goal-socc