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アギレJAPAN誕生へ!大仁会長「ほぼ固まった」来週に正式発表
サンケイスポーツ 7月11日(金)5時0分配信

日本サッカー協会が日本代表の次期監督として、メキシコ出身でかつて同国代表を率いた
ハビエル・アギレ氏(55)と仮契約を結んだことが10日、分かった。
次期監督候補として同氏に一本化していた日本協会の大仁邦弥会長(69)が、
「ほぼ固まったということ」と明言。来週にも「アギレ新監督」が、正式に発表される見通しとなった。

アギレ・ジャパンの誕生が事実上、決まった。アギレ氏側が、すでに日本協会と仮契約を結んでいることが判明。
アギレ氏の代理人を務めるペレ・アルティガス氏が近い関係者に明かしたもので、
来週にも日本代表の次期監督として発表される見通しとなった。

5日未明に交渉のため離日していた監督選定の責任者である原博実専務理事が、9日に帰国。
関係者によると、同代理人が滞在するスペインで最終交渉を行ったものとみられる。
日本協会の大仁会長も10日、サンケイスポーツの取材に
「(原専務理事が)帰ってきたということは、ほぼ固まったということじゃないですか」と発表が近いことを認めた。

また、大仁会長は「(原専務理事と)月曜日に話します」と、14日に会談を設定したことを明言。
ここで協会トップの会長が承認すれば、アギレ氏は今月末にも来日して正式契約、
9月の親善試合2試合(5日・札幌ド、9日・横浜国)で初陣という流れになりそうだ。

関係者によると、年俸150万ユーロ(約2億1000万円)などの条件面に問題はなく、
コーチに元メキシコ代表DFで2010年南アフリカW杯でアギレ氏を支えたマヌエル・ビドリオ氏(41)、
フィジカルコーチとしてファン・イリバレン・モラス氏(47)の就任で調整中。
日本協会側が求めるU-21日本代表の手倉森誠監督(46)ら日本人コーチの入閣にも異論は出ていないという。

残るは契約年数の詰めのみ。2年契約を提示する日本協会に対し、
アギレ氏側は18年ロシアW杯までの4年契約にこだわっているという。
ただ、これもW杯での指揮を前提とした契約延長オプションを付けた2年契約でまとまる可能性が高く、懸念材料にはならない見込みだ。

前線からの激しい守備とショートカウンターを基本戦術に、
10年W杯ではフランスを撃破するなどして母国メキシコを16強に導いたアギレ氏。
“知将”の呼び声高い新監督が、いよいよ誕生する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140711-00000500-sanspo-socc