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 現地時間4日、この日行なわれた2014年W杯準々決勝で負傷したブラジル代表FWネイマールが、 椎骨を骨折したことが明らかになった。
これにより、同選手は数週間の離脱と見込まれ、 W杯残り試合への出場は絶望となった。

 ネイマールは2対1で勝利したコロンビア戦の85分、相手DFフアン・カミーロ・スニガのひざが 背後から入り、背中を負傷。痛みに涙を浮かべて担架で運ばれ、そのまま病院へと搬送された。
チームの指揮をとるルイス・フェリペ・スコラーリ監督は試合後に「負傷がどの程度なのか、 正確なところはまだ分からないが、簡単に回復できるものではないことは確かだ。医師の話を 考慮すると、ドイツ戦でネイマールがプレーするのは非常に難しいと思う」とコメント。
ネイマールの 準決勝ドイツ戦への欠場を示唆していたが、懸念は現実のものとなった。

 ブラジル代表のチームドクターは「彼はプレーが可能なコンディションにはならないだろう。
復帰まで数週間を要する見込みだ」とネイマールの状態を明かし、「彼は心の底から悲しんでいる」と述べた。

 大会屈指のスター選手であるネイマールは、繰り返し対戦相手のターゲットにされてきた。
チームメイトのFWフッキは、審判団は同選手をもっと守る必要があったとコメント。
「毎回こんな感じだ。常にネイマールはアフターチャージを受けてきた。審判はこんなことが
起きないよう、もっと努力すべきだ」と、選手を守るレフェリングが必要だと述べた。

 ブラジルは準決勝でドイツと対戦するが、この試合では主将のDFチアゴ・シウヴァが
累積警告により出場停止。攻守の要を欠いて強敵との戦いに臨むことになった。(STATS-AP)
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最終更新:7月5日(土)11時55分

ISM
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