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長友ロシアに向けてボランチ転向も 明大恩師も「適性あり」

日本代表DF長友佑都(27=インテル)が新境地を開拓する。サッカーW杯ブラジル大会で1次
リーグ敗退に終わり悔し涙を流したが、すでに4年後のロシア大会に向けた戦いがスタート。これまで
「世界最高の左サイドバック」を目指していた男が守備的MF(ボランチ)への転向を視野に入れた。
新たなポジションへの挑戦で、ブラジルの借りをロシアで返す。

 長友はエースのFW本田圭佑(28=ACミラン)、FW香川真司(25=マンチェスター・ユナイ
テッド)とともに「W杯優勝」を目標に掲げた。ザックジャパンのオピニオンリーダーだったが、
2度目のW杯は屈辱の舞台となった。

 1分け2敗の未勝利で1次リーグ敗退。ショックは大きく、一夜明け会見では涙ながらに代表引退を
考えたことを吐露した。それでも「逃げになる。ここでやめれば一生後悔して終わる」と思い直し、
3大会連続出場となるロシア大会での雪辱を誓っている。

 ただ、このままでは同じことの繰り返しになる。4年後にはさらなる“進化”が必要だ。恩師の明治
大学体育会サッカー部・神川明彦監督(47)もこう指摘している。

「彼のプレースタイルはずっとあのままでやれるのか。といったら、違った長友像を模索しなきゃいけ
ない時期がブラジル以降に出てくる」

 長友の持ち味は豊富な運動量と強靱なフィジカルだが、4年後は31歳。長友といえども、年齢的な
衰えがあることも予想される。そこで、視野に入れる“進化”の方法の一つがコンバートだ。神川監督も
「ボランチはあるかもしれないし、今だったらできる。彼のことだから目指すべき自分を見つけると思う」と
話している。

 ボランチは大学時代に務めたことがあり、適性もあった。また、「目標」として最も尊敬している
元アルゼンチン代表MFハビエル・サネッティ氏(40)もサイドバック、守備的MFと異なるポジションを
兼任。長い間クラブ、代表で活躍を続けた。

 インテルで長友と同僚だったサネッティ氏は2013―14年シーズンで引退したが、長友は入団当初から
刺激を受けてきた。「長友も長く現役をやりたいと考えている選手」(神川監督)。ボランチはサイド
バックに比べれば、運動量が減り体への負担も軽くなる。ベテランとして生き延びるには、格好のポジションかもしれない。

 最強サイドバック男の新たな挑戦が始まりそうだ。

6月30日(月)16時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140630-00000030-tospoweb-socc