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サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で、日本代表は1勝もできずに
1次リーグで敗退した。細かいパスワークでつなぐ攻撃が機能しなかった。

本田圭祐(ACミラン)に球を集めたが、球さばきが悪く、本田が持つことで
攻撃のスピードが落ち、相手のすきをつけなかった。だが、本田だけを批判できない。

本田は本来、パスワークでゲームを作るタイプではない。
そのキープ力を他のプレーヤーが使うことで生きる選手だ。
つまり、敗戦の大きな要因は本田を使うべき背番号10、
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)が不調だったことにある。

初戦で対戦したコートジボワールは、香川が攻撃参加できないよう
日本の左サイドを揺さぶった。香川の相手陣内でのプレーは出場時間の52%。
意識的に攻撃を仕掛けた最終戦のコロンビア戦では67%で、15ポイントも違う。
巧みな足技を持つ香川は海外では「忍者」といわれるが、
初戦は守備に忙殺され、忍者のごとく存在感が“消えていた”。
体調面で問題があったのかもしれないが、攻撃的MFが高い位置でプレーしなければ、
日本代表のサッカーは機能しない。

記事元:産経新聞
http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140629-00000540-san-socc
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